生理中に仕事をする時の有効な対策

女性看護師の中には、一定の周期で訪れる生理に頭を悩ませている人も少なくありません。女性特有の悩みの一つでもある生理によって起こる痛みは人によって様々です。

日本では女性の社会進出を後押しする目的で、生理の時に仕事を休む権利が認められています。しかし、慢性的な人材不足に陥っている病院では、自分が休むことで周りに迷惑を掛けてしまうという理由で生理休暇を使えない人も多いのが実情です。

しかし、いくら休むに休めない状況とはいえ、苦痛に顔を歪めながら仕事をしていては患者やその家族に不安を与えてしまいます。そこで有効となるのが薬の服用です。

生理痛は鎮痛剤を飲むことで一時的に痛みを和らげることができます。薬で痛みを抑えることに抵抗を感じる人もいますが、痛みで判断力や思考が鈍った状態で仕事をしていては、ミスを起こして大きな事故に繋がりかねません。

周りへの配慮という点でも薬の服用は重要になります。また、周囲に認知してもらっておくことも有効な対処法の一つです。女性であれば生理の辛さは身をもってわかっているので、仕事の負担を減らすなど配慮してもらえる可能性があります。

さらに、認知してもらうことで勤務中に安心してトイレに行けるようになるでしょう。職場に男性の看護師がいて恥ずかしいという場合には、上司など一部の人にだけ報告をすれば知られないようにすることができます。その他、体への負担が大きくなる夜勤を別の看護師に替わってもらうことも大事なポイントです。
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